【中国で働く先輩に聞く! vol.7】

「小さなことに喜びを見つける感性がお客様に対する笑顔になる」

やりたいことを仕事にした、先輩たちのキャリア・デザイン
あなたもここから、新たな1歩を踏み出してみませんか?



下村 弘子さん
「ホテルで働くことが大好きなんです」
学生時代に短期留学で北京を訪れたことはあるものの、中国で働くことはまるで考えていなかったという下村弘子さん。それが今では上海の『メイフェアホテル』で営業副部長という重責を担っている。
上海で働き始めてまもなく5年になるが、はじめからホテル業界に身を置いていたわけではなかったという。きっかけは 01 年のこと。「勤めていたコンサルティング会社の出張で、たまたま上海を訪れたんです。街からあふれ出すエネルギーに触れ、北京では沸かなかった“中国で仕事をする”というイメージが、はじめて明確に浮かびました。この土地で働きたい、心からそう思ったんです」と語る。

02 年3月、知人の紹介を得て『ラマダ・プラザホテル』に入社。ここから、下村さんのホテルマンとしての人生が劇的に動き出す。「ホテルに入ったのはたまたまだったのですが、それが性に合っていたみたいですね。毎日いろいろなお客様がホテルを訪れてくれる、そのひとつひとつの出会いが楽しくて」自然と顔がほころぶ下村さん。充実した毎日を送りつつ経験を重ね、翌年名門『ヒルトンホテル』へ移籍。セールスマネージャーというタイトルを与えられ、キャリアアップを実現した。
日本人にも知名度の高い名門ホテルでの仕事は、非常にやりやすかったという。しかし、やがてその“ブランド”とも決別する日が訪れる。香港系の新興チェーン『メイフェアホテル』から、ヘッドハンティングをかけられたのだ。

「仕事は順調でしたが、未開発のマーケット開拓に挑戦する可能性に惹かれました」と決断のときを振り返る。なかば偶然携わるようになったホテルの仕事だが、今では天職のように思えるという。日系企業への営業という枠にとどまらず、社員教育や宿泊客への対応なども率先してこなしている。その明るさと強さに惹きつけられて、同僚からの信頼も厚い。とにかく前向きに物事を考えているという下村さん。「小さなことに喜びを見つけられる感性が、お客様に対する笑顔になる」若手のスタッフたちにいつもそう伝えている。


Mayfair Hotel Shanghai
メイフェアホテル・上海

下村 弘子さん
Profile 東北大学大学院国際文化研究科中退。コンサルティング会社でのアルバイトを経て、02年渡中。『ラマダ・プラザホテル』に営業職として入社。『ヒルトンホテル』に移籍後、06年1月より現職。営業副部長として、おもに日系企業に対して幅広い提案を行なっている。

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